2009/11/26

キノコとベーコンのスパゲッティ



この秋、我が家で人気のヘビーローテーション。シンプルだけどしみじみおいしい。
キノコはマッシュルーム、シイタケとオイスターを使用。何種類か混ぜたほうがおいしい。でも手軽に入手可能なこの三種に落ちついてしまう。量はどっさり。4人で2パウンド位は軽く使う。あとは細かく千切りにしたベーコン三枚位、ばらけない程度に叩き潰したニンニク数片。スパゲッティは一人100g弱。
ベーコンをフライパンで脂がにじみ出る様にジワジワ炒める。少し脂が出てきたところでニンニクを投入。時折混ぜながらベーコンがカリカリになるまで炒める。ニンニクはこんがり色付いたら取り出す。使っても良いけど匂いが気になるなら処分。
オイスターは適当に切る。そこそこ大きさを残した方が歯応えが楽しい。マッシュルームとシイタケはスライス。マッシュルームは色が変わりやすいので最後に刻む。まず先程のベーコン脂を少しひいてマッシュルームから炒める。大きめのフライパンでやった方が良い。軽く塩をすると、マッシュルームから水が出るので、水気が飛ぶまで炒めて、他のキノコを投入。火を少し強めにして、軽くこんがりするまで炒める。時間が無いときはベーコン、キノコを同時進行可能。キノコの油はオリーブオイルなどで。
スパゲッティを茹でるお湯は沸かしておく。スパゲッティの茹で上がりに合わせてベーコンとキノコは深めのフライパンで合わせておく。少し固めでスパゲッティを鍋からフライパンに移して炒めながらよく和える。途中で隠し味に少ししょうゆをたらす。
器に装ってたっぷりの刻んだパセリとパルメザンチーズ、コショウをかけていただく。

2009/10/25

Stylus for iPhone

This is an English version of my prior posting in Japanese.

When Palm's PDA was a popular gadget, stylus was the way to work on touch screens. With the large penetration of DS, finger touch operation used in iPhone still probably isn't the majority. The "multi touch" which is essentially tied to the use of fingers, enabled improvements in regular UI operation over the stylus. But there is still one area of application fingers can't beat the stylus. It's drawing.

I recently installed an app called 'SketchBook Mobile' to my iPhone. I've tried some drawing apps on Palm before, but the resolution was low, and since I had a monochrome PalmIII it was not very useful. SketchBook uses a engine that converts the finger movement to a natural stroke. iPhone's beautiful screen makes it a fine tool, but doesn't overcome the difficulty of drawing with your finger. The biggest problem is the fact you can't visually identify the pixel you are currently coloring. It can be set up to offset the point of drawing, but that defeats the whole purpose of direct operation. It is really essential to have visual feedback, a very precise one, for drawing.

So I though I would get a stylus, but couldn't really find one that rang a bell. iPhone's touch screen does not work with a pointed plastic that used to work with PalmIII. I've looked around a bit on the web, and ended up in buying 'Pogo Sketch' on Amazon, which looked pretty decent. It was delivered, I tried it, and I was disappointed. It has a conductive sponge at its tip, which requires to be pressed onto the screen quite a bit. So you can't actually run the pen smoothly to doodle something. And since the tip is a sponge, it deforms by being pressed onto the screen, and makes you lose track of where you are actually coloring.

So I did search the web again for a little more, and found out that there are quite a few out there improvising their own DIY styli. I was heartened by the fact that I was not the only one wanting to use a pen on the iPhone, and went through a few YouTube video's. Basically, you need a conductor to get in contact with the screen, and it needs to be flat with some area of contact. It seems to require the pen's body to also be a conductor which connects the tip to your hand. Many DIY examples uses aluminium foil. You wrap the pen, make a flat tip, wrap it around the tip as well. Yes, it does work, but not so good. It requires that you touch the screen with the entire flat tip for it to be recognized.

I kept looking, and came across another DIY idea.

Make Your Own Stylus for Your IPod Touch/iPhone
This uses a clothing snap as the tip. The base of the snap is round and has some flat area for contact. It is rounded around the base so you would be less worried about scratching the screen. And the snap has a dimple where it meets the other half of the snap, and there is a tiny hole in the center. You make a knot on a string so it does not go all the way through the tiny hole. Thread the string through the hole, and pull the string through the center of a pen shaped metal object and secure it. The dimple on the snap protrudes on the other side to form a ball shaped bump. If the tip of the pen has a small hole on it, it will have some freedom of movement there. This is a clever idea. I have drawn a illustration of this using SketchBook Mobile and Pogo Sketch.


I improvised one myself using a pen shaped knife that I had not been using. It almost feels better than the 10 dollar Pogo Sketch. It might be even better with a smaller diameter snap. Then it would be a good fit if it had a clip to take it along. The picture below shows my improvised version on the top, Pogo Sketch at the bottom.

2009/10/23

iPhone用スタイラス

PalmのPDAが流行ってたころはタッチスクリーン操作の基本はスタイラスでした。
今でもDSの普及率を考えればiPhoneが採用している指での操作は数の上では多数派ではなさそうですね。
マルチタッチという指での操作ならではのインターフェースを導入した事でスタイラスよりも普通のUIの操作性を向上しました。
でもどうしても指ではスタイラスに全くかなわない用途があります。
それは絵を描くことです。

最近iPhoneのSketchBook Mobileというアプリを入れてみました。
Palmでもお絵描きソフトを試したことはあったのですが、解像度も粗いし、そもそも持ってたのがモノクロのPalmIIIだったので使ってみてもいまいちでした。
SketchBookは手の軌跡を自然なストロークに変換するエンジンを使用しています。
iPhoneの綺麗な画面もあってすごく良いのですが、指で絵を描く難しさばかりはどうにもなりません。
何よりも色をつけてるピクセルが自分の指先に隠れていて見えないのが辛いです。
描画位置をオフセットする機能もありますが、それこそ本末転倒です。
絵を描くというのはとにかく視覚でのフィードバック、その精度が重要です。

やっぱりここはスタイラスを使うのが正解、と思ったのですが、なかなか思うようなものが売っていません。
iPhoneのタッチスクリーンはPalmIIIとは違い、先の尖がったプラスチックには反応しません。
いろいろ探した所Pogo Sketchというのがなかやか良さそうだったのでAmazonで購入。
届いて喜んで使ってみて、がっかり。
先端に導電性スポンジがついているのですが、結構しっかり画面に押し付けないと反応しない。サラサラと絵を描くどころではありません。
しかもスポンジなので強く押し付けると変形してしまい、接触している場所のどこに色がつくのか感覚と合いません。

さてそこでインターネットで検索してみると、結構自作している人が沢山いることが分かります。
ペンが使いたいのは自分だけじゃなかった、と感激しつついくつかのビデオを見てみました。
基本的にはスクリーンに接する部分が導体であれば良く、平らで少し面積が必要なようです。
あと手と繋がるペンの軸も導体である必要があるようです。
多くの自作例はアルミホイルを使っています。
軸まで巻いて、先っぽに平らな部分を作って、そこにアルミホイルを巻き付け、しっかり先っぽも覆うようにカバーします。
確かにこれで使えますが何だか使用感はイマイチです。
何よりも平らにした先端全体画面にあたるようにしないとタッチが認識されません。

さらに調べていると、また違う自作のアイデアに遭遇しました。

Make Your Own Stylus for Your IPod Touch/iPhone
こちらは画面との接点として被服用のスナップを利用しています。
スナップの受けの方の丸い台座は一定の接触面積が確保できます。
また台座の周りは丸まっていて傷か着いたりする心配が無いです。
そしてスナップの収まる丸いくぼみがあり、その真ん中にはちょうど穴が空いています。
穴に引っかかるように結び目を作った糸を穴に通します。
さらに通した糸を金属製のペン状のものの軸の中心を通す事で固定します。
スナップのくぼみは裏側では丸い出っ張りですので、糸を通すペンの先端が手頃な大きさの穴になっていれば、そこで自由に角度が変わります。
なかなか秀逸なアイデアです。
SketchBook MobileとPogo Sketchでちょっと図を書いてみました。


私も使っていなかったペン型カッターの軸を利用して自作してみました。
10ドルのPogo Sketchより具合が良いくらいです。
もう少し径の小さいスナップだともっと良さそうです。
あとは持ち歩きやすいようにクリップ等を付ければかなり良い感じになりそうです。
上の奴が自作、下がPogo Sketchです。

2009/10/17

ラミネート床 (4) 完成

さて、いよいよラミネートの設置です。
妙にインタラクティブですが、IKEAにも実際の設置のマニュアルがあります。
私が選んだのはTUNDRA,下敷きのスチロールシートHEMSEと設置用アクセサリセットも買いました。
このラミネート板の一枚一枚は結構細長いのですが、あまり半端な長さを使う事はできません。
また一列毎に少しずつずらしてやる必要があります。
部屋の長さが板の長さの整数+1/2倍だったりするとちょうど良いです。
長い方で繋げていって余った分は次の列に足すことになりますが、あまりにも短いとだめという事です。
その分も計算に入れて設置する部屋の面積分プラスαで購入する必要があります。
私は結局30センチ分くらいの板を10数枚余らせる事にしました。

下敷きを敷いて端から敷き詰めていきますが、部屋の周囲の隙間の取り方は結構微妙です。
実際のところ温度変化で床全体がどの程度収縮するものなのかよく分かりませんが、説明には8mmとか書いてあります。
あまり余らせると最後に隠せなくなります。
8mmは結構大きいです。
通常壁に貼ってあるMoldingの厚みはせいぜい1/2インチ(12mmくらい)ですので、8mmは結構ギリギリなのです。
きっちり敷けるなら8mmで良いけど、微妙なときはもう少しきつめにした方が最終的に隙間ができたりするトラブルは避けられるかと思います。

あとははめ込み作業。
滑らせて縦方向はただはめ込むだけ。
横方向の連結はかちっとはまる事になっていますが、これが以外と一筋縄では行きません。
床も全くの平面ではないし、長い板状のラミネートの側面同士をうまく噛み合わせるのは結構難しいときもあります。
がんばって入れようとゴムハンマーなどで叩くとリップ部分が割れたり、表面のラミネートが欠けたりする原因になります。
(数カ所やってしまいました)
私がやってみてはまりにくいときに割とうまく行った最終的なコツは、滑り組ませるように押し込みながら、はめ込む板の上を手の平でばんばん(あまり強くない程度に)叩く方法です。
これはラミネートのメーカーやモデルによって違うコツがあるかもしれません。

ラミネートはどうしても切断する必要がありますが、板のベース素材はMDFみたいなもので、切断するとかなり細かいおがくずが出ます。
結構健康に悪そうなので換気の良いところでマスクなどをして切りましょう。
電動丸鋸が良いと思います。
さらに面倒なのは一列ずつはめるたびに次のを切る、という作業の繰り返しになる事です。
もちろん設置中の部屋で切断すると粉が飛び散るのでやめましょう。
私は屋外にワークベンチを起きっぱなしにして作業しました。
実際に週末一日強でラミネートを敷く作業はほぼ完了しました。

ほぼ敷き終わったところです。

コンセント周りとか、壁とあたるところ等を残すのみです。

あと設置してみて分かるのは、設置自体は素人にできるくらい簡単だけど、ラミネートを敷いていく作業は完全にシリアルだということ。
何かを直そうと思ったらその部分まで今までの作業を全部巻き戻す必要があります。
最初の方が上手にできなかったりしてやり直したくても、それは全部をやり直す事を意味します。
そこら辺がはめ込みタイルとは違いますね。

この部屋はさらに仕切って私の作業部屋を作ろう等と画策していたのですが、天井が天窓で明るいために、結局子供たちに取って日中の居心地の良い遊び部屋になってしまっています。
何のために作ったのやら。
まぁ、気持ちのいい空間ができたので良しとしておきますか。

ラミネート床 (3)

枠を組み終わりましたが、ベニヤの板を貼付ける前に、せっかく床をあげたのだから床下に電気を配線する事にしました。

まずは壁に埋まっていたOutletを飛び出したJunktion Boxに取り替え、その下からBXケーブル(またの名をAC=Armored Cable)を引き出しました。
BXは最初から金属製のコイル状の被覆がついていてそこそこの柔軟性があるので素人が取り回すのには便利です。
被覆を切った端が中の銅線の絶縁被覆を傷つけないように処理するのがキモです。
切ったりするのはNM(Non-Metallic,プラスチック被覆)のケーブルより大変ですが、NMは直接露出するところには危険です。
NMの場合、通常はConduitと呼ばれる金属またはプラスチックのケースの中を通しますが、ガレージでもない限り見かけが悪いですし、取り回しも大変です。

床下をずっと引き回して床にOutletを出してみます。
本当はオフィスとかにある蓋の着いた奴がかっこいいと持ったのですが、結構かさばってしまってこの床の高さには納まりません。

後は床の段差の前面にもOutletを付けてみました。

電気工事で意外と手強かったのは配線した後のReceptacleを箱の中におさめること。
単純にReceptacle一つあたり、最低3本のワイヤが来てる訳で、12ゲージなら約1.2mm位の無垢の銅線です。
これが何組も繋がってるものを押し込もうとしても相当な曲げ抵抗です。
結局ある程度落ち着く方向を見定めて曲げ癖を付けておいて、あとは力技で押し込みました。
ワイヤは自分で追加するのは14ゲージにしました。
電流容量的にはこれでも十分だし。
後は接合するのも太い銅線は大変。
12ゲージを4本寄り合わせるのなんて、どうすれば良いの、っていう感じ。
これは最終的には専用工具が必要なのかな。
とりあえずロッキングプライヤーの力を借りて解決。
この寄り合わせた奴にねじ込みキャップを被せます。
日本では3本つなげられる圧着接点をカスケードして使うのが普通のようです。


そして電気工事が終わったら、ベニヤの貼付けです。

木ねじや釘で下の枠に固定しながら敷き詰めていきました。
ここは結構の重労働。
深夜までカンカンくぎを打ったりしました。
さて次回はいよいよ完成です。

ラミネート床 (2)

何だか怠けていたらすっかり間があいてしまいました。
ラミネート床の第2回です。
そもそも「ラミネート」ってのが何だか分かりにくいですね。
イメージとしては日本で一般的に「フローリング」といわれるものです。
英語では「床」以上の意味ではないですが、日本語では畳敷き、タイル貼り、リノリウムなどと対比して板張りの「ような」床をさして使われていると思います。
ただ実際、木のように見える床も今時は本物の木では無い確率はかなり高いです。
その正体が「ラミネート」です。

本物の木の床はアメリカでは特に"hardwood floor"と呼ばれます。
もちろんホンモノなんだから良いに決まっています。
でも何が良いのでしょう?
確かに本物の木の風合いはイミテーションに比べればぐっとリッチな感覚ですが、本物の木は気温や湿度による伸縮が大きく、また表面の手入れも結構大変です。
そこで見た目を限りなく木に近付けつつ手入れを楽にしたのが「ラミネート」。

開発したのはスウェーデンのPergo。
今でも最大手のブランドです。
基本的にはMDF(木の粉を接着剤で圧縮して固めた素材)などでできたベースの板の上に木目を印刷し、その上に酸化アルミ(アルミナ)を混ぜて耐摩耗性を強化した仕上げをした板状の部材です。
板の端が噛み合わさる構造になっていて連結しながら敷き詰めて行くと、部屋全体を覆う一枚の板になります。
下の床に対しては固定せずに壁との間に少し隙間を残して温度による収縮ができるようにしておきます。
壁の端は少し隙間を持たせてモールディングで隠します。
下の床との間には衝撃を吸収させるために薄い発泡伊スチロールのシートを敷きます。

通常は床の段差が小さければスチロールシートを敷くだけで対応できますが、うちはコンクリの段差が大きい事と、下の地面との間に若干段差を付けて日本の玄関風にしたかったので、まずベースの床を作る事にしました。
床の高さはラミネートも含めて2インチ(5センチ)程度を想定。
寝かせた2x4と2x2(高さ3.5センチ程度)の上に3/4インチ(2センチ弱)のベニヤを貼る事にしました。
この上にスチロールシートを敷いてからラミネートを敷きます。

ラミネート自体はいろいろ物色した末にIKEAのを選択。
そもそも木で下地を作るので厚みがあったり、クッションが張り付いてる値段の高めの奴は不要。
家の他の床と色調が近いもので手頃な値段のものを購入しました。
スチロールのシートも一緒に購入、木材は近所のHome Depot。
10畳分くらいのベニヤを運ぶのは大変な腕力仕事でした。

最初に床に防湿シートを敷きます。
コンクリの土台(Slab)は湿気を通しますので、木の構造物には湿気があがってこないようにする必要があります。

写真のようにフィルムを敷き詰め、床板を載せるための枠を組み始めました。
積み重なっている箱がラミネート。
奥の方の白いのが発泡スチロールのシートです。
枠は目の字状に組んで、地面の段差は50cm置きくらいに楔を互い違いに差し込み、接着する事で吸収します。
そこでふと気づいたのがスチロールの防振シートはラミネートの直下だけではダメということ。
この下の床の構造もコンクリに対して固定されてはいないので上を歩くと浮いてカタカタと跳ねてしまいます。
なのでこの下のシートもスチロールの防振と防湿をかねた奴を追加。
何とか枠を組み上げました。

となんだかんだで長くなって来たので、続きは次回。

2009/02/08

Jigsaw返品

残念ながら思うように切れなかったためにジグソーは返品することにした。
最初に届いたものは不具合かと思って交換したのだが、2度目に届いたものも同じ症状。
ジグソーでは最も定評のあるBoschの最上級モデルなのでこれなら絶対外れはあるまい、と思って買ったので裏切られた気分だ。

とにかくまっすぐに切ることができない。
ジグソーは本来曲線切りが重要なフィーチャのひとつではあるが、フェンスを使えば安定して直線が切れることも期待して当然だ。
ところがフェンスに宛ててまっすぐジグソー本体を進めても切断位置がずれていく。
進行方向の左のほうに曲がってしまうのだ。
フェンスを左に当てているとしまいにはフェンスを強く押すことになり、かなり刃先が左のほうに逃げた状態になる。
よく見てみると、微妙にだが刃が正面に対して左を向いている。
この状態だと、本体は前に進んでも刃は左に進もうとするはず。
ジグソーの刃は本体の上のほうでしか支持されていないので、切断位置がずる左にずれるとともに刃は左のほうに反り始める。
これではどうがんばってもまっすぐには切れそうにない。
そもそもまっすぐに刃が取り付けられないのが何故だかわからない。
でもこれでは使えないので返品と相成った。
替わりに何を買うか検討中。

2009/01/31

ラミネート床 (1)

今年の夏にやったコンクリ床のパティオへのラミネート床の導入についてレポートします。

うちはいわゆるEichlerで下の図のようなコの字型をしています。
コの字の開いているところはカーポートでその奥に玄関があります。
玄関の中、図のオレンジの部分がパティオになっていて本来は屋根に穴が切ってある屋外なのですが、プラスチックの波板で塞がれているため、一応は屋内になっています。
ただ床はコンクリむき出しで靴を脱ぐ日本人にとってはあくまで外の感覚でした。
そこでパティオの部分に床を敷いて靴を脱いで上がれるようにしようと考えました。
広さはざっと200sqft、12畳分くらいでしょうか。
家のほかの部分は大体ラミネートになっているのでラミネートを敷こうと思いました。
ただ困ったことにコンクリの床は平面ではありません。
変な目地で区切られていて段差があります。
ラミネートはコンクリの上にも敷けるという話ですが、これはちょっと無理な感じ。
しかもラミネートの暑さはせいぜい1cmくらい。
土足の床と少し段差をつけたいので、コンクリの段差を吸収するためにも床の上に枠を組んでその上に敷くことにしました。

DIYの本を買い、ネットで調べ、HomeDepotにも何度も足を運び、必要な材料をリストアップ、図面を何回も描き、着々と準備を進めました。
玄関周りが大幅に塞がってしまうので、夏に家族が日本に帰省する合間に着工、完成までこぎつけることにしました。
6月後半に家族を送り出し、いよいよ工事スタートです。

2009/01/29

カンナ

手工具の使いこなしの奥深さにちょっと怖気づいていたところ、プロの木工家の方のブログでちょっと発奮させられた。
とりあえず逃げ腰は止めてまじめに取り組んでみる気になった。
でも数ある手工具の中でも素人にはカンナが一番手ごわい気がする。
ノコギリもノミも使うのが難しいのは一緒だが、カンナの方がはるかに調整が複雑だ。
最近のノコギリは使い捨ての替え刃式でもかなり切れが良いと、プロの方も認めるくらいのようだ。
ノミはもちろん研がねばならずそれは非常に難しいのだが、カンナはそれに加えて台の調整がある。
木工を始める前に道具自体が高度な木工品なのだ。

さて、うちにあるカンナ。
まじめに吟味して買ったことは、実はない。
一番上のはそれこそ20年位前に近所のホームセンターのワゴンセールで買った。
500円とかだった気がする。
下の二つは祖父の形見で譲り受けた。
でもかれこれ10年以上未使用のままだ。

カンナというのがどういう状態になければいけないか。
使い始める以前に、それ自体が素人には難しい。
ちょうど良いブログ記事を参考に自分の持っているものをチェックしてみた。

残念ながらどれもまともに使える状態にない。
最初の安物は刃の収まりがゆるすぎるようで色々調整して使ってみると、何回か引いただけですぐに刃がずれる。
裏刃の調整も必要だけど、多分刃口の穴自体をきつくするのは難しそうだ。
でも台自体はあまり狂いもないので刃の調整が課題。
下の二つは祖父から譲る受けた時点で相当長期間納戸にしまったままだったはず。
台自体がねじれるように相当狂ってしまっている。
これを調整するのはちょっと厳しそうだ。

手持ちのものを直すことからはじめるのは初心者には厳しすぎるので、そこそこのものを買うところからスタートする方が無難な気もするが、残念ながらここはアメリカ。
カンナの文化は和洋で大分違う。
思い切って洋カンナを買ってしまおうかという気にもなってきているが、どれを買えば良いのやら。
これも値段はかなりピンキリだ。
高いのなら自動カンナが買えてしまう値段の奴まである。
そこまで入れ込む気はないのでどこら辺で手を打つべきか。

2009/01/28

Bosch Jigsaw届いた

Amazonで注文しておいたBoschのジグソーが届いた。
ジグソーの選択については色々悩んだ末にやっぱりBosch,やっぱり一番いい奴、という妥協しない選択をした。
下は30ドルくらいからあるけど、安物のジグソーのあてにならなさ加減はわかっているし、Boschでも値段は知れているので後で悔やむより、という選択。
大物の機械だと上は値段も大きさもきりがないけど、そういう意味ではジグソー程度なら悩まないのが正解。
なんだかんだ言って良い奴を選べばジグソーはDIY木工には非常に適した道具なのではないか、というのに賭けてみた。

付属の刃やアタッチメントは付けてみたけど、まだ試し切りもしてない。
あとPopular Woodworkingの記事で紹介されていたExtra Cleanの刃とDust Extraction Kitも一緒に注文したけど、こちらはまだ届かず。

2009/01/19

手工具と電動工具

たった今、アマゾンで新しい工具をポチっとやってしまった。
Boschのジグソーだ。
ジグソーは大昔に買ったリョービの安い奴があるのだが、刃の規格が違い、こちらで替え刃が買えない。
しかも切ってみても切れ味は悪く、なかなか前にも進まない。
もともとアマチュア向けのかなりな安物だったので過大な期待はかわいそうだろう。
ただ、安物でもすでに一つ持っていると次のを買うのはなかなか踏ん切りがつかない。
今回思い切ってBoschに手を出したのは直接はジグソーのせいではく、こちらもリョービのコードレス丸鋸の切断力のなさを痛感し、日頃何でもちょっと切ってしまうのに使えるものが欲しかったのだ。
ちょうどくりぬきが必要なものを作っている途中だったので思い切って購入にいたった。

アマチュアとプロの技量の境目ってどこら辺だろう?
木工に事実上失敗のやり直しは効かない。
際限なく材料を使えば可能だが、そんなのは現実的でない。
だから失敗というのは基本的に許されないのだ。
つまり材料の加工を始めたら、切り足りないのは良いが、切り過ぎたらおしまいである。
でもものすごく微妙に足りないときも調整の手段がなければ意味がない。
そういう微調整は本来手工具でやるものだろう。
鉋や鑿、ヤスリなどを駆使して少しずつ予定の寸法に近づける。
これがなかなか難しい。
鉋などは素人にとっては一番の難関だ。
手鋸だって墨線に沿って正確に切れることなどめったにない。
今、結局技量の境目はここだと思っている。
手工具で仕上げができないと際限なく機械に頼る。
機械だってそんなに使いこなせているわけではないのでぴたっと決まらない。
でもそれを調整することができない。
機械で一発で決まるのがアマチュアの理想だが、それが崩れたときにどうにも収束できないのがつらい。
もちろんクオリティの妥協、という最終選択肢にいたるのがいつものケースだが。

でも手工具ももう少し使いこなせないとねぇ。

2009/01/03

あけましておめでとうございます。

なんだかんだで新年が来てしまった。
遣り残しのDIY計画は片付かず、時間だけはどんどん過ぎていく。
まぁ、趣味のDIY、無理をしてやるものじゃないと腹をくくって少しずつ進めながら、ぽちぽちブログも更新していきます。

最近のDIY:
  • 家のクリスマスライティング
    これは買ってきた照明をつけるだけだけど、配線やライトの取り付けにそれなりの工夫がいる。
    うちは家の前面のほうに出て行くコンセントがなかったのでガレージの中にコンセント追加したりした。
  • 自転車ポンプの修理
    ずいぶん前にすごく安く買ったシガーソケット駆動のポンプのシガーソケットコネクタが壊れてしまった。
    いらなくなった携帯の自動車用チャージャーのコネクタを再利用して修理。
    自転車の空気は全部僕が入れているので、なんだかんだ言って電動が楽。
  • ワークステーションの改造
    ワークステーションと言ってもコンピュータではない。
    ワークテーブルやベンチではなく、棚つきの机なのでワークステーション。
    増えてきたクランプ類などをうまく収納できるように改造中。

最近の料理:
  • ビーフシチュー
    いつも通り料理はしているけどこれは年末の大物。
    今回は肉、野菜、ソースを全部分けて煮込む方式をとった。
    肉の煮すぎ、野菜が解け過ぎてソースにとろみが出過ぎる、などの問題が回避できる。
    肉はオーブンで低温長時間煮込みが決め手。
  • 黒豆
    初めて自分で煮てみた。
    レシピ通りなので驚きはないが、結構ちゃんとできた。
    これもとにかくゆっくり長時間がポイントか。
  • 昆布巻き
    これはお手伝いで巻いたりしてみた。
    本当に面倒。
    出来合いのものが売っている理由が良くわかるが、自分で巻いてみたのはうまい気もする。