2009/01/31

ラミネート床 (1)

今年の夏にやったコンクリ床のパティオへのラミネート床の導入についてレポートします。

うちはいわゆるEichlerで下の図のようなコの字型をしています。
コの字の開いているところはカーポートでその奥に玄関があります。
玄関の中、図のオレンジの部分がパティオになっていて本来は屋根に穴が切ってある屋外なのですが、プラスチックの波板で塞がれているため、一応は屋内になっています。
ただ床はコンクリむき出しで靴を脱ぐ日本人にとってはあくまで外の感覚でした。
そこでパティオの部分に床を敷いて靴を脱いで上がれるようにしようと考えました。
広さはざっと200sqft、12畳分くらいでしょうか。
家のほかの部分は大体ラミネートになっているのでラミネートを敷こうと思いました。
ただ困ったことにコンクリの床は平面ではありません。
変な目地で区切られていて段差があります。
ラミネートはコンクリの上にも敷けるという話ですが、これはちょっと無理な感じ。
しかもラミネートの暑さはせいぜい1cmくらい。
土足の床と少し段差をつけたいので、コンクリの段差を吸収するためにも床の上に枠を組んでその上に敷くことにしました。

DIYの本を買い、ネットで調べ、HomeDepotにも何度も足を運び、必要な材料をリストアップ、図面を何回も描き、着々と準備を進めました。
玄関周りが大幅に塞がってしまうので、夏に家族が日本に帰省する合間に着工、完成までこぎつけることにしました。
6月後半に家族を送り出し、いよいよ工事スタートです。

2009/01/29

カンナ

手工具の使いこなしの奥深さにちょっと怖気づいていたところ、プロの木工家の方のブログでちょっと発奮させられた。
とりあえず逃げ腰は止めてまじめに取り組んでみる気になった。
でも数ある手工具の中でも素人にはカンナが一番手ごわい気がする。
ノコギリもノミも使うのが難しいのは一緒だが、カンナの方がはるかに調整が複雑だ。
最近のノコギリは使い捨ての替え刃式でもかなり切れが良いと、プロの方も認めるくらいのようだ。
ノミはもちろん研がねばならずそれは非常に難しいのだが、カンナはそれに加えて台の調整がある。
木工を始める前に道具自体が高度な木工品なのだ。

さて、うちにあるカンナ。
まじめに吟味して買ったことは、実はない。
一番上のはそれこそ20年位前に近所のホームセンターのワゴンセールで買った。
500円とかだった気がする。
下の二つは祖父の形見で譲り受けた。
でもかれこれ10年以上未使用のままだ。

カンナというのがどういう状態になければいけないか。
使い始める以前に、それ自体が素人には難しい。
ちょうど良いブログ記事を参考に自分の持っているものをチェックしてみた。

残念ながらどれもまともに使える状態にない。
最初の安物は刃の収まりがゆるすぎるようで色々調整して使ってみると、何回か引いただけですぐに刃がずれる。
裏刃の調整も必要だけど、多分刃口の穴自体をきつくするのは難しそうだ。
でも台自体はあまり狂いもないので刃の調整が課題。
下の二つは祖父から譲る受けた時点で相当長期間納戸にしまったままだったはず。
台自体がねじれるように相当狂ってしまっている。
これを調整するのはちょっと厳しそうだ。

手持ちのものを直すことからはじめるのは初心者には厳しすぎるので、そこそこのものを買うところからスタートする方が無難な気もするが、残念ながらここはアメリカ。
カンナの文化は和洋で大分違う。
思い切って洋カンナを買ってしまおうかという気にもなってきているが、どれを買えば良いのやら。
これも値段はかなりピンキリだ。
高いのなら自動カンナが買えてしまう値段の奴まである。
そこまで入れ込む気はないのでどこら辺で手を打つべきか。

2009/01/28

Bosch Jigsaw届いた

Amazonで注文しておいたBoschのジグソーが届いた。
ジグソーの選択については色々悩んだ末にやっぱりBosch,やっぱり一番いい奴、という妥協しない選択をした。
下は30ドルくらいからあるけど、安物のジグソーのあてにならなさ加減はわかっているし、Boschでも値段は知れているので後で悔やむより、という選択。
大物の機械だと上は値段も大きさもきりがないけど、そういう意味ではジグソー程度なら悩まないのが正解。
なんだかんだ言って良い奴を選べばジグソーはDIY木工には非常に適した道具なのではないか、というのに賭けてみた。

付属の刃やアタッチメントは付けてみたけど、まだ試し切りもしてない。
あとPopular Woodworkingの記事で紹介されていたExtra Cleanの刃とDust Extraction Kitも一緒に注文したけど、こちらはまだ届かず。

2009/01/19

手工具と電動工具

たった今、アマゾンで新しい工具をポチっとやってしまった。
Boschのジグソーだ。
ジグソーは大昔に買ったリョービの安い奴があるのだが、刃の規格が違い、こちらで替え刃が買えない。
しかも切ってみても切れ味は悪く、なかなか前にも進まない。
もともとアマチュア向けのかなりな安物だったので過大な期待はかわいそうだろう。
ただ、安物でもすでに一つ持っていると次のを買うのはなかなか踏ん切りがつかない。
今回思い切ってBoschに手を出したのは直接はジグソーのせいではく、こちらもリョービのコードレス丸鋸の切断力のなさを痛感し、日頃何でもちょっと切ってしまうのに使えるものが欲しかったのだ。
ちょうどくりぬきが必要なものを作っている途中だったので思い切って購入にいたった。

アマチュアとプロの技量の境目ってどこら辺だろう?
木工に事実上失敗のやり直しは効かない。
際限なく材料を使えば可能だが、そんなのは現実的でない。
だから失敗というのは基本的に許されないのだ。
つまり材料の加工を始めたら、切り足りないのは良いが、切り過ぎたらおしまいである。
でもものすごく微妙に足りないときも調整の手段がなければ意味がない。
そういう微調整は本来手工具でやるものだろう。
鉋や鑿、ヤスリなどを駆使して少しずつ予定の寸法に近づける。
これがなかなか難しい。
鉋などは素人にとっては一番の難関だ。
手鋸だって墨線に沿って正確に切れることなどめったにない。
今、結局技量の境目はここだと思っている。
手工具で仕上げができないと際限なく機械に頼る。
機械だってそんなに使いこなせているわけではないのでぴたっと決まらない。
でもそれを調整することができない。
機械で一発で決まるのがアマチュアの理想だが、それが崩れたときにどうにも収束できないのがつらい。
もちろんクオリティの妥協、という最終選択肢にいたるのがいつものケースだが。

でも手工具ももう少し使いこなせないとねぇ。

2009/01/03

あけましておめでとうございます。

なんだかんだで新年が来てしまった。
遣り残しのDIY計画は片付かず、時間だけはどんどん過ぎていく。
まぁ、趣味のDIY、無理をしてやるものじゃないと腹をくくって少しずつ進めながら、ぽちぽちブログも更新していきます。

最近のDIY:
  • 家のクリスマスライティング
    これは買ってきた照明をつけるだけだけど、配線やライトの取り付けにそれなりの工夫がいる。
    うちは家の前面のほうに出て行くコンセントがなかったのでガレージの中にコンセント追加したりした。
  • 自転車ポンプの修理
    ずいぶん前にすごく安く買ったシガーソケット駆動のポンプのシガーソケットコネクタが壊れてしまった。
    いらなくなった携帯の自動車用チャージャーのコネクタを再利用して修理。
    自転車の空気は全部僕が入れているので、なんだかんだ言って電動が楽。
  • ワークステーションの改造
    ワークステーションと言ってもコンピュータではない。
    ワークテーブルやベンチではなく、棚つきの机なのでワークステーション。
    増えてきたクランプ類などをうまく収納できるように改造中。

最近の料理:
  • ビーフシチュー
    いつも通り料理はしているけどこれは年末の大物。
    今回は肉、野菜、ソースを全部分けて煮込む方式をとった。
    肉の煮すぎ、野菜が解け過ぎてソースにとろみが出過ぎる、などの問題が回避できる。
    肉はオーブンで低温長時間煮込みが決め手。
  • 黒豆
    初めて自分で煮てみた。
    レシピ通りなので驚きはないが、結構ちゃんとできた。
    これもとにかくゆっくり長時間がポイントか。
  • 昆布巻き
    これはお手伝いで巻いたりしてみた。
    本当に面倒。
    出来合いのものが売っている理由が良くわかるが、自分で巻いてみたのはうまい気もする。