2009/10/17

ラミネート床 (2)

何だか怠けていたらすっかり間があいてしまいました。
ラミネート床の第2回です。
そもそも「ラミネート」ってのが何だか分かりにくいですね。
イメージとしては日本で一般的に「フローリング」といわれるものです。
英語では「床」以上の意味ではないですが、日本語では畳敷き、タイル貼り、リノリウムなどと対比して板張りの「ような」床をさして使われていると思います。
ただ実際、木のように見える床も今時は本物の木では無い確率はかなり高いです。
その正体が「ラミネート」です。

本物の木の床はアメリカでは特に"hardwood floor"と呼ばれます。
もちろんホンモノなんだから良いに決まっています。
でも何が良いのでしょう?
確かに本物の木の風合いはイミテーションに比べればぐっとリッチな感覚ですが、本物の木は気温や湿度による伸縮が大きく、また表面の手入れも結構大変です。
そこで見た目を限りなく木に近付けつつ手入れを楽にしたのが「ラミネート」。

開発したのはスウェーデンのPergo。
今でも最大手のブランドです。
基本的にはMDF(木の粉を接着剤で圧縮して固めた素材)などでできたベースの板の上に木目を印刷し、その上に酸化アルミ(アルミナ)を混ぜて耐摩耗性を強化した仕上げをした板状の部材です。
板の端が噛み合わさる構造になっていて連結しながら敷き詰めて行くと、部屋全体を覆う一枚の板になります。
下の床に対しては固定せずに壁との間に少し隙間を残して温度による収縮ができるようにしておきます。
壁の端は少し隙間を持たせてモールディングで隠します。
下の床との間には衝撃を吸収させるために薄い発泡伊スチロールのシートを敷きます。

通常は床の段差が小さければスチロールシートを敷くだけで対応できますが、うちはコンクリの段差が大きい事と、下の地面との間に若干段差を付けて日本の玄関風にしたかったので、まずベースの床を作る事にしました。
床の高さはラミネートも含めて2インチ(5センチ)程度を想定。
寝かせた2x4と2x2(高さ3.5センチ程度)の上に3/4インチ(2センチ弱)のベニヤを貼る事にしました。
この上にスチロールシートを敷いてからラミネートを敷きます。

ラミネート自体はいろいろ物色した末にIKEAのを選択。
そもそも木で下地を作るので厚みがあったり、クッションが張り付いてる値段の高めの奴は不要。
家の他の床と色調が近いもので手頃な値段のものを購入しました。
スチロールのシートも一緒に購入、木材は近所のHome Depot。
10畳分くらいのベニヤを運ぶのは大変な腕力仕事でした。

最初に床に防湿シートを敷きます。
コンクリの土台(Slab)は湿気を通しますので、木の構造物には湿気があがってこないようにする必要があります。

写真のようにフィルムを敷き詰め、床板を載せるための枠を組み始めました。
積み重なっている箱がラミネート。
奥の方の白いのが発泡スチロールのシートです。
枠は目の字状に組んで、地面の段差は50cm置きくらいに楔を互い違いに差し込み、接着する事で吸収します。
そこでふと気づいたのがスチロールの防振シートはラミネートの直下だけではダメということ。
この下の床の構造もコンクリに対して固定されてはいないので上を歩くと浮いてカタカタと跳ねてしまいます。
なのでこの下のシートもスチロールの防振と防湿をかねた奴を追加。
何とか枠を組み上げました。

となんだかんだで長くなって来たので、続きは次回。

2009/02/08

Jigsaw返品

残念ながら思うように切れなかったためにジグソーは返品することにした。
最初に届いたものは不具合かと思って交換したのだが、2度目に届いたものも同じ症状。
ジグソーでは最も定評のあるBoschの最上級モデルなのでこれなら絶対外れはあるまい、と思って買ったので裏切られた気分だ。

とにかくまっすぐに切ることができない。
ジグソーは本来曲線切りが重要なフィーチャのひとつではあるが、フェンスを使えば安定して直線が切れることも期待して当然だ。
ところがフェンスに宛ててまっすぐジグソー本体を進めても切断位置がずれていく。
進行方向の左のほうに曲がってしまうのだ。
フェンスを左に当てているとしまいにはフェンスを強く押すことになり、かなり刃先が左のほうに逃げた状態になる。
よく見てみると、微妙にだが刃が正面に対して左を向いている。
この状態だと、本体は前に進んでも刃は左に進もうとするはず。
ジグソーの刃は本体の上のほうでしか支持されていないので、切断位置がずる左にずれるとともに刃は左のほうに反り始める。
これではどうがんばってもまっすぐには切れそうにない。
そもそもまっすぐに刃が取り付けられないのが何故だかわからない。
でもこれでは使えないので返品と相成った。
替わりに何を買うか検討中。

2009/01/31

ラミネート床 (1)

今年の夏にやったコンクリ床のパティオへのラミネート床の導入についてレポートします。

うちはいわゆるEichlerで下の図のようなコの字型をしています。
コの字の開いているところはカーポートでその奥に玄関があります。
玄関の中、図のオレンジの部分がパティオになっていて本来は屋根に穴が切ってある屋外なのですが、プラスチックの波板で塞がれているため、一応は屋内になっています。
ただ床はコンクリむき出しで靴を脱ぐ日本人にとってはあくまで外の感覚でした。
そこでパティオの部分に床を敷いて靴を脱いで上がれるようにしようと考えました。
広さはざっと200sqft、12畳分くらいでしょうか。
家のほかの部分は大体ラミネートになっているのでラミネートを敷こうと思いました。
ただ困ったことにコンクリの床は平面ではありません。
変な目地で区切られていて段差があります。
ラミネートはコンクリの上にも敷けるという話ですが、これはちょっと無理な感じ。
しかもラミネートの暑さはせいぜい1cmくらい。
土足の床と少し段差をつけたいので、コンクリの段差を吸収するためにも床の上に枠を組んでその上に敷くことにしました。

DIYの本を買い、ネットで調べ、HomeDepotにも何度も足を運び、必要な材料をリストアップ、図面を何回も描き、着々と準備を進めました。
玄関周りが大幅に塞がってしまうので、夏に家族が日本に帰省する合間に着工、完成までこぎつけることにしました。
6月後半に家族を送り出し、いよいよ工事スタートです。

2009/01/29

カンナ

手工具の使いこなしの奥深さにちょっと怖気づいていたところ、プロの木工家の方のブログでちょっと発奮させられた。
とりあえず逃げ腰は止めてまじめに取り組んでみる気になった。
でも数ある手工具の中でも素人にはカンナが一番手ごわい気がする。
ノコギリもノミも使うのが難しいのは一緒だが、カンナの方がはるかに調整が複雑だ。
最近のノコギリは使い捨ての替え刃式でもかなり切れが良いと、プロの方も認めるくらいのようだ。
ノミはもちろん研がねばならずそれは非常に難しいのだが、カンナはそれに加えて台の調整がある。
木工を始める前に道具自体が高度な木工品なのだ。

さて、うちにあるカンナ。
まじめに吟味して買ったことは、実はない。
一番上のはそれこそ20年位前に近所のホームセンターのワゴンセールで買った。
500円とかだった気がする。
下の二つは祖父の形見で譲り受けた。
でもかれこれ10年以上未使用のままだ。

カンナというのがどういう状態になければいけないか。
使い始める以前に、それ自体が素人には難しい。
ちょうど良いブログ記事を参考に自分の持っているものをチェックしてみた。

残念ながらどれもまともに使える状態にない。
最初の安物は刃の収まりがゆるすぎるようで色々調整して使ってみると、何回か引いただけですぐに刃がずれる。
裏刃の調整も必要だけど、多分刃口の穴自体をきつくするのは難しそうだ。
でも台自体はあまり狂いもないので刃の調整が課題。
下の二つは祖父から譲る受けた時点で相当長期間納戸にしまったままだったはず。
台自体がねじれるように相当狂ってしまっている。
これを調整するのはちょっと厳しそうだ。

手持ちのものを直すことからはじめるのは初心者には厳しすぎるので、そこそこのものを買うところからスタートする方が無難な気もするが、残念ながらここはアメリカ。
カンナの文化は和洋で大分違う。
思い切って洋カンナを買ってしまおうかという気にもなってきているが、どれを買えば良いのやら。
これも値段はかなりピンキリだ。
高いのなら自動カンナが買えてしまう値段の奴まである。
そこまで入れ込む気はないのでどこら辺で手を打つべきか。

2009/01/28

Bosch Jigsaw届いた

Amazonで注文しておいたBoschのジグソーが届いた。
ジグソーの選択については色々悩んだ末にやっぱりBosch,やっぱり一番いい奴、という妥協しない選択をした。
下は30ドルくらいからあるけど、安物のジグソーのあてにならなさ加減はわかっているし、Boschでも値段は知れているので後で悔やむより、という選択。
大物の機械だと上は値段も大きさもきりがないけど、そういう意味ではジグソー程度なら悩まないのが正解。
なんだかんだ言って良い奴を選べばジグソーはDIY木工には非常に適した道具なのではないか、というのに賭けてみた。

付属の刃やアタッチメントは付けてみたけど、まだ試し切りもしてない。
あとPopular Woodworkingの記事で紹介されていたExtra Cleanの刃とDust Extraction Kitも一緒に注文したけど、こちらはまだ届かず。

2009/01/19

手工具と電動工具

たった今、アマゾンで新しい工具をポチっとやってしまった。
Boschのジグソーだ。
ジグソーは大昔に買ったリョービの安い奴があるのだが、刃の規格が違い、こちらで替え刃が買えない。
しかも切ってみても切れ味は悪く、なかなか前にも進まない。
もともとアマチュア向けのかなりな安物だったので過大な期待はかわいそうだろう。
ただ、安物でもすでに一つ持っていると次のを買うのはなかなか踏ん切りがつかない。
今回思い切ってBoschに手を出したのは直接はジグソーのせいではく、こちらもリョービのコードレス丸鋸の切断力のなさを痛感し、日頃何でもちょっと切ってしまうのに使えるものが欲しかったのだ。
ちょうどくりぬきが必要なものを作っている途中だったので思い切って購入にいたった。

アマチュアとプロの技量の境目ってどこら辺だろう?
木工に事実上失敗のやり直しは効かない。
際限なく材料を使えば可能だが、そんなのは現実的でない。
だから失敗というのは基本的に許されないのだ。
つまり材料の加工を始めたら、切り足りないのは良いが、切り過ぎたらおしまいである。
でもものすごく微妙に足りないときも調整の手段がなければ意味がない。
そういう微調整は本来手工具でやるものだろう。
鉋や鑿、ヤスリなどを駆使して少しずつ予定の寸法に近づける。
これがなかなか難しい。
鉋などは素人にとっては一番の難関だ。
手鋸だって墨線に沿って正確に切れることなどめったにない。
今、結局技量の境目はここだと思っている。
手工具で仕上げができないと際限なく機械に頼る。
機械だってそんなに使いこなせているわけではないのでぴたっと決まらない。
でもそれを調整することができない。
機械で一発で決まるのがアマチュアの理想だが、それが崩れたときにどうにも収束できないのがつらい。
もちろんクオリティの妥協、という最終選択肢にいたるのがいつものケースだが。

でも手工具ももう少し使いこなせないとねぇ。

2009/01/03

あけましておめでとうございます。

なんだかんだで新年が来てしまった。
遣り残しのDIY計画は片付かず、時間だけはどんどん過ぎていく。
まぁ、趣味のDIY、無理をしてやるものじゃないと腹をくくって少しずつ進めながら、ぽちぽちブログも更新していきます。

最近のDIY:
  • 家のクリスマスライティング
    これは買ってきた照明をつけるだけだけど、配線やライトの取り付けにそれなりの工夫がいる。
    うちは家の前面のほうに出て行くコンセントがなかったのでガレージの中にコンセント追加したりした。
  • 自転車ポンプの修理
    ずいぶん前にすごく安く買ったシガーソケット駆動のポンプのシガーソケットコネクタが壊れてしまった。
    いらなくなった携帯の自動車用チャージャーのコネクタを再利用して修理。
    自転車の空気は全部僕が入れているので、なんだかんだ言って電動が楽。
  • ワークステーションの改造
    ワークステーションと言ってもコンピュータではない。
    ワークテーブルやベンチではなく、棚つきの机なのでワークステーション。
    増えてきたクランプ類などをうまく収納できるように改造中。

最近の料理:
  • ビーフシチュー
    いつも通り料理はしているけどこれは年末の大物。
    今回は肉、野菜、ソースを全部分けて煮込む方式をとった。
    肉の煮すぎ、野菜が解け過ぎてソースにとろみが出過ぎる、などの問題が回避できる。
    肉はオーブンで低温長時間煮込みが決め手。
  • 黒豆
    初めて自分で煮てみた。
    レシピ通りなので驚きはないが、結構ちゃんとできた。
    これもとにかくゆっくり長時間がポイントか。
  • 昆布巻き
    これはお手伝いで巻いたりしてみた。
    本当に面倒。
    出来合いのものが売っている理由が良くわかるが、自分で巻いてみたのはうまい気もする。